根無し草の旅。でも根気はある。

Trip of Rootless Wanderer~平成と令和をまたぐ世界への旅~

【ウズベキスタン】日本人に人気のある街、サマルカンドへ!

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世界遺産アカデミー



こんにちは、DAIです!



簡単に説明すると、
(To put it simply,)

ボクが旅中に行きたい場所5選のうちの1つ、サマルカンドへ
 (To Samarkand, one of five places which I want to go on my trip)

ティムールが愛した青の都は美しかった
 (A city of blue that Timur loved was so beautiful)


EPOSカード


2019年8月13日(日本時間より4時間遅れ)にウズベキスタンの首都タシュケントから3時間半かけて中部の街サマルカンドへ向かい、同日20時半に到着。


シェアタクシーを早々に捕まえたがなかなか人が集まらず、結局出発するまでに3時間半かかった。これにはさすがに堪えた…シェアタクシーの料金は40,000ソム(約470円)

サマルカンドとザナルカンド


雑談です。


サマルカンドという言葉を聞いて、ボクと同年代の男性なら必ず頭によぎるであろう言葉。


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※画像は引用です


それはザナルカンド

これはRPGゲームの中でもトップクラスに入るファイナルファンタジー(通称:FF)のシリーズⅩ(FFX)に登場する街。学生時代におそらく10回以上はこのゲームを攻略したし、物語に何度も涙したほど記憶に残るゲーム。


しかし!この2つの街は語呂が似ているだけで、全く違った街です。

  • サマルカンド:ティムール朝の街、シルクロードの拠点
  • ザナルカンド:1000年前に滅んだ大都会

とにかく違います。

今回の内容とはほとんど関係ないですが、なぜかこれについて無性に書きたくなったので書いちゃいました!



さて…

サマルカンドは歴史的に重要な街として位置づけられていて、もちろん世界遺産に登録されている。これで今回で訪れた世界遺産の数は45件となりました!


サマルカンドは観て回るスポットが沢山あるので、映える写真を中心に、かつ、最小限のコメントで紹介していきます!

サマルカンド-文化交差路(Samarkand - Crossroad of Cultures)

ソグド人(中央アジアのザラフシャン川流域に住んでいた民族)の商業の拠点として栄えていた町サマルカンド。

一度、町は13世紀にチンギス・ハーンによって破壊されるも、14世紀にティムール朝の都となり復興を遂げる。ティムールの孫ウルグベクの時代に最盛期を迎えるも、16世紀にブハラ・ハーン国に征服される。

しかし、今でもティムール朝時代を物語るイスラム建築などが数多く残っており、世界中から多くの人が訪れる有数の観光地となっている。


ティムール朝時代、ティムールは東西から学者や芸術家、技術者をサマルカンドに招聘した。彼らの知識やアイデアによって東西文化が融合したため、文化交差路と呼ばれている。



世界遺産の基本情報
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登録基準の詳細はこちらをご参考ください

www.unesco.or.jp

レギスタン広場(Registan Square)【夜バージョン】


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サマルカンドにあるスポットの中で、最も多くの観光客が集まる場所。

そこが夜になるとライトアップされることは知っていたので、シェアタクシーのドライバーに広場で降ろしてもらう。


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モザイクタイルのファサードが美しい!明るいときはどんな風に見えるんだろう、翌日が楽しみになってきた!!


そして…



手前の機材がジャマ!



近日、何かのイベントが広場内で行われるらしい。凄く行きたかった場所だけあってショックがでかい…

さらに普段はオープンが8時なのに、イベント設営のせいか11時という…


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夜は広場内に入れないので、周囲をグルっと歩いて、この日は終了。

ビビ・ハーヌム・モスク(Bibi-Khanum Mosque)


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翌14日。ビビ・ハーヌム・モスクという、かつて世界最大規模を誇ったモスクからスタート。

モスクまでの道も整備されていて歩きやすい。まだ7時半なので人通りは少ないけど、昼には多くの人が行き交うとみた。


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入場料は25,000ソム(約300円)

近くで見ると圧巻。入口の高さは約35mあるので、かなり遠くから撮影しないと全体を捉えられない。

この大規模のモスクをたったの5年で完成されたというのがこれまた驚き!


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1404年に完成したこのモスクの名前は、ティムールの妻の名前を冠している。

入口を進むと、正面にこの本殿が建っていて、両側に小寺院が建っている。


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それらに囲まれた中庭の真ん中には、イスラム教の聖典コーランのスタンドが置かれている。


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次なる目的地シャーヒ・ズィンダ廟への道中から。遠くから見るとより存在感と迫力がある!

シャーヒ・ズィンダ廟(Shah-i-Zinda)


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生ける王と言う意味のこの霊廟には、ティムールの妻や親族、部下などが祀られている。

11世紀から19世紀の間に多くの霊廟が建てられ、現在では20以上の建造物を見ることができる。


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入場料は15,000ソム(約180円)。写真撮影料が6,000ソム(約70円)

入ってすぐの階段を登ると、青いタイルが全体に施された廟が現れる!急に圧迫感のある道幅になったこともあり、別世界にトリップしたかのような不思議な感覚になる。

サマルカンドにある青タイルの多くは、中国の陶磁器とペルシャの顔料が融合したもの。


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さきを進むと、少し開けた空間になる。

どの霊廟に誰が入っているかよりも、建造物の美しさに心を持っていかれてしまった!この1枚はホントに印象的な写真で、もし青い都サマルカンドを堪能したいのなら、個人的にこのズィンダ廟をおすすめします!

これが見たかった、と言わんばかりの青がそこにあります!


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どうしてここまでしなきゃいけないの?って思うくらい、細部にまで装飾やモザイクタイルが使われている。最初はタイルが創る模様を1つ1つ記憶しながら歩いていたけど、途中でギブ。

レギスタン広場(Registan Square)【昼バージョン】


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次にレギスタン広場。思った以上に建造物が青を占めている割合が少なく、全体として土色のように見える。なるほど、こんな風に見えるのか…

そして、相変わらずジャマな機材は健在。

入場料は40,000ソム(約470円)


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広場内には、イスラム世界で高等教育機関とされる神学校マドラサが建っている。

これは中央に位置するティリャー・コリー・マドラサで、ここはモスクも兼ねている。1660年に建設。


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入って左側を見るとモスクがある。ビビ・ハーヌム・モスクが壊れてからは、多くの人たちがここへ礼拝に訪れていたそう。


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ティリャー・コリー・マドラサのティリャーは「金箔された」という意。その意味に相応しく、モスク内には多くの金が張り巡らされていて豪華!!


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近くにあるギャラリーで絵を描いていた人が、「俺があのあたりを修復したんだ」と言って写真を見せてきた。

いくら世の中が便利になっても、最終的には人の手によるものなんだと改めて感じ、こういう裏方の支えがあるからこそ、ボクは今を楽しめているんだと思った。

こういう写真も大事!!


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次は左側のウルグ・ベク・マドラサ。手前ではイベントに向けた演舞の練習をしている。

1420年に建てられ、3つのマドラサの中で最も古い。


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中庭は、どこかの大学のキャンパスのような雰囲気。周りにはお土産屋や工房などが並んでいる。

ティリャー・コリー・マドラサとは違って2階があるのが特徴的。


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2階。

ティムールの孫ウルグベクは君主でありながら天文学者でもある。彼自身もここで教鞭をとっていたそう。


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最後に右側にあるシェル・ドル・マドラサ1636年に建てられた。

入り口上部に描かれたオレンジ色の動物はライオンで、ライオンに追いかけられるように描かれている白色の動物は鹿だそう。偶像崇拝をタブーとしてるイスラム教がなぜこのような描写をしているのか不思議だ。

ちなみに、シェル・ドル・マドラサのシェルドルはライオンの意


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ウルグ・ベク・マドラサと同様に2階を持つマドラサになってるが、真ん中の空間は中庭というよりもだだっ広いただの空間。装飾の具合はどこのマドラサもほとんど変わらない。


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入り口方向を振り返ると、両端にドーム状の建造物がシンメトリーに建てられているのがわかる。


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各部屋への入り口は少ししゃがまないと入れない高さ。所々に損傷の跡が見られるけど、装飾部分は割と綺麗な状態。当時のものではなく修復したんだと思われる。

グーリ・アミール廟(Guri Amir)


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王の墓を意味する霊廟。当初は戦死した孫のために建設を始めたがティムールが急死したため、自身も葬られることとなり結果的にティムール一族の霊廟となったそう。最終的にウルグベクによって完成された。

入場料は25,000ソム(約300円)


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入って正面を見ると、これまで見た中で最も洗練されたデザインを持ったドームが見える。元々は普通のドームだったが、ウルグベクによって華麗なドームに変わった。ドームに入っている縦の線は63本あり、この数はムハンマドが生きた年の数と同じなんだそう。


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惚れ惚れする色合いとデザイン。


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モスク内には8体の棺があり、黒い大理石の棺がティムールのもの


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内装は青ではなくほとんどが金。

レギスタン広場のモスク内は金箔を使用して金色の空間が表現していたが、この霊廟は3kgもの金によって内部空間を構成しているので豪華かつ上品に見える!!



お盆の時期と重なったのもあって、日本人の団体客や個人旅行者を多く見かけた。おかげで時々日本語ガイドを拝聴することができました!笑


次回はティムールの故郷シャフリザブズ!



ではまた!



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