こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●陸のハロン湾と呼ばれているチャンアン
(Thang An where is called Ha Long Bay of the land)
●奇岩の景色が素晴らしい!
(The sccenery of the strange rocks is so wonderful!!)
2019年6月15日(日本時間より2時間遅れ)の5時。ベトナム中部の町ドンホイを出発。夜行バスで7時間かけてニンビンに到着。
ニンビンへは首都ハノイから車で2時間弱。日本ではあまり知られていないが、大都市から日帰り観光ができるスポットとして人気が高い。
ニンビンの観光地
ニンビンを観光するとしたら主に、
- 景勝地タムコック
- 景勝地チャンアン
- 古都ホアルー
- 東南アジア最大のバイディン寺
写真を見てわかる通り、見どころ満載!
その中で今回は、景勝地チャンアンについて紹介します。
ちなみにタムコックやチャンアン、ホアルーなどの風景区一帯をチャンアンの景観複合体と呼び、その一帯は世界遺産に登録されている。
今回で訪れた世界遺産の数は36ヶ所となりました!
チャンアンまでの移動手段
チャンアンに限らず、どの観光地もニンビン駅やバスターミナルから少し距離があります。なので、目的地までの移動手段としては
- タクシー・バイクタクシー
- レンタルバイク・自転車
バスも時折走っていますが、ほとんどはハノイからのツアーバスだと思います。
相場は見ていませんが、レンタルショップはニンビン駅前にありました。ボクは宿泊したホステル内にあったバイクを一日レンタルすることに。
バイクレンタル:100,000ドン/日(約460円)。
近くのガソリンスタンド?で燃料補充!子供がペットボトルに入ってあるガソリン?を入れてくれました。日本じゃまずない光景…
得体のしれない液体だったらどうしようと思ったけど、そんなことはないでしょう!
ガソリン代は30,000ドン/L(約140円)と日本より少し安いくらい。
チャンアン(Thang An)の玄関口に到着。これから中へと進んでいきます!
チャンアンの景観関連遺産
世界遺産に登録された地帯は世界的にも新しいカルスト地形があり、約2億4千年前に形成された。海底にあった石灰層が隆起して、現在のような奇岩が立ち並ぶ景観となった。
また、周辺には先史時代やかつてのベトナム王朝がホアルーに都を置いた時代の遺跡が残っている。
この自然遺産と文化遺産、両方の観点から世界遺産として評価されたため、複合遺産として登録されている。
約1,100件ある世界遺産のうち、複合遺産は約40件しかない貴重な存在である(2018年度時点)。
世界遺産の基本情報
登録基準の詳細はこちらをご参考ください
観光手段はボート。チケットを購入した後、船着き場でボートを待ちます。
ルートは3種類あり、おおまかに言うと
- ①9ヶ所の洞窟と3ヶ所の神聖な場所(寺院)⇒多くのスポットを探検できる
- ②4ヶ所の洞窟と4ヶ所の神聖な場所(寺院)⇒自然と寺院の景観が良い、映画のロケ地を通る
- ③3ヶ所の洞窟と3ヶ所の神聖な場所(寺院)⇒自然の景観が良い、映画のロケ地を通る
時間と料金はどれも同じ。3時間のコースで200,000ドン(約930円)。
映画とは2017年に公開されたキングコング 髑髏島の巨神のこと。たまたま数ヶ月前に見たばかりだったので②か③に絞る。
人気コースなのか②を選択している人が多い。なのでのんびり周れそうな③を選択。
のんびりとスタートです。
10分ほど進むと何やら素敵な光景が。結婚式の前撮りかと思いきやドラマか何かの撮影でした。
一ヶ所目の寺院到着。自然の中にひっそりと佇んでいる印象でどこか一体感を感じる、ような写真を撮り忘れました…
5分ほど散策した後、再出発です。
一ヶ所目の洞窟。下をボートで進みます。
ベトナム中部の町ドンホイでも同じような経験をしたけど、こっちの方がずっと狭くて冒険感がある。ボートを漕いでくれる人が何回もベトナム語で話しかける。途中から分かった、頭上に気を付けてってことね。
洞窟脱出。またのんびり景色を見ながら進む。スタートのときよりも川の幅が狭いので奇岩の圧迫感を強く受ける。
足元の薄緑と奇岩の濃緑のコントラストは飽きることなく、ずっと見ていられる景色。
二ヶ所目の洞窟。一ヶ所目よりも広く、どこか人工的に掘られているような形状。
でも洞窟から出る瞬間は必ずワクワクしてしまう。
洞窟脱出。岩肌が見える奇岩の近くを通ります。ボートを襲うんじゃないかって思うような風にも見えてくる。
エメラルドグリーンやコバルトブルーの海も良いけど、グリーンも癒しを感じれて良い。
二ヶ所目の寺院。寺院の内容よりも、自然の中に見え隠れする寺院を絵画のように鑑賞する。正直に言うと、それが本来の目的。
20分ほどして再出発。ここからは他ルートのボートと合流して先を進みます。
一番見たかったスポットはここ!3つの巨大な奇岩が創り出す圧倒的な景色。
しかし途中までそれに気づかず、さらにボートを漕ぐ人の様子がおかしい。
疲れている!笑
もうちょっと左によって!もうちょっと左によって!!おーーい…の時の写真です。
奇岩の足元には世界遺産のシンボルマークと文字が。
そして、最後の洞窟へ。
空間は一ヶ所目と似ているけど、頭上から落ちてくる水滴が多くて危うくカメラがダメージを受けるところだった。
洞窟を抜けて少しすると、何とも趣深い景観が!!
水上にポツリと浮かぶ寺院を、巨大な奇岩が守護神のように囲っている。哀愁を感じる雰囲気と世界観で、横にいたニュージーランド人女性も思わず「ピースフル」と呟く。
最後の寺院。植民地時代の名残なのか、観光を意識したのか、アルファベットで寺院の紹介をしてるのは初めて見た。
ボートに乗らず陸地を進む。舞台はキングコング!!
映画に出てくるセットが残ってる!一生懸命そのシーンを思い出すw
映画に登場した先住民に扮した人もいる。あれ、こんな感じだったっけ!?
やる気なさげだけど、写真撮影には快く応じてくれる。あ、それが仕事か…
そうそうこんな感じ!かなりリアルに再現されてました!
ここはかなり広大な景色が見渡せるので座ってのんびり仮眠でもとりたい気分になった。しかし、先で待機しているボートの方へ。
10分ほどボートに揺られ、3時間のショートトリップが終了。
大満足でした!!これで陸のハロン湾は終了したけど、これから行く本来のハロン湾がより楽しみになってきた、期待大です!
ではまた!