こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●ダナン周辺の観光スポットを紹介
(Introducing several sight spots around Da Nang, Vietnam)
●バイクタクシーでの移動がおすすめ
(I recommend to visit there by bike taxi)
2019年6月9日(日本時間より2時間遅れ)。ベトナム中部の街ダナンにきてます。
9~10日の2日間でダナン近郊を散策。少し距離がある場所はGrabというバイクタクシーや一日バイクをチャーターする、という手段を使いました。
Grabは普通のバイクタクシーと違い、アプリ上で予約が可能で、財布に優しい決まった価格を提供してくれる。UBERのバイク版といったところ。一方、普通のバイクタクシーは一から価格交渉しないといけないので多少不便、さらに後からガソリン代を請求してくるケースもある。
チャーターしたバイク。背もたれのようなものが付いているので、5時間ほどのバイク旅も苦ではなかった。ここまで来るとタクシーの方が断然快適なのは言うまでもないけど、ベトナム=バイクという文化を存分に体感できました!
タクシーは料金が高いのでそもそも範囲外です。
バイクで散策した場所は、
- 五行山(Marble Mountain)
- ダナン大聖堂(Da Nang Cathedral)
- ミーソン聖域(My Son Remains)
- ホイアン(Hoi An)
ミーソン聖域とホイアンは世界遺産に選定されている場所で、
訪れた世界遺産の数はホイアンで33ヶ所となりました!目標の1/3を突破です!!
五行山(Marble Mountain)
五行山は大理石からなる5つの連山のことで、ダナン市街地から約10km離れている。パワースポットの聖地として知られていて、外国人よりもむしろベトナム人の割合が多かった。
とりあえず一番高い山に登りたいとしか考えてなかったので、自分が何という名前の山に登ったのかは覚えてない…
入場料は40,000ドンは(約180円)。※2019.6.9の為替レート
登っていく道中に寺や洞窟などがある。ここはベトナム戦争の際にアメリカ軍からの攻撃を受けて穴が開いた場所だそう。
かなり狭い道を進む。みんな汗ダラダラ…
でも老若男女問わず、服なんか汚れても構わない精神で登っていく姿は、見ていて気持ちよかった。
展望台からの景色。それほど高い建物もないので、かなり遠くまで見渡せた。ある場所にだけ山が隆起しているように見える景色は、ちょっと奇妙な感じ。
ある寺では、仏教徒が建物内を時計回りに歩いていた。不思議な光景を見ているかのように、欧米人が何周もまわり続ける仏教徒をじーっと見ていた。
日本じゃないけど、欧米人がアジアに興味を持ってくれているのは素直に嬉しい!
ダナン大聖堂(Da Nang Cathedral)
市街地内にある聖堂。ピンク色で覆われているので可愛げな印象。前回のアメリカ大陸の旅で飽きるほど聖堂を見たので、外観しか見ず…
早くヨーロッパの聖堂たちを見てみたいなー!
ミーソン聖域(My Son Remains)
ダナン郊外のクアンナム省に位置する、チャンパ王国時代の遺跡。ベトナム中部と南部を中心に192年~1832年まで続いた王国であるが、ミーソン聖域が建設されたのは4世紀後半のことで、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る祠堂を建設し始めたことがきっかけ。
ミーソン(My Son)はベトナム語で美しい山を意味する。
現在残っている遺跡は7世紀~13世紀のもので、約70のレンガ造りの建物やベトナム戦争時の不発弾などの多岐にわたる歴史的瞬間を見ることができる。
ダナンからは約70km離れており、入場料は150,000ドン(約700円)。
世界遺産の基本情報
登録基準の詳細はこちらをご参考ください
遺跡は主に4つのグループで構成されている(A、B・C・D、E・F、G)。B・C・Dが一番遺跡範囲が広く保存状態も良い。
ちなみこれはグループE・Fの遺跡。レンガの色が明るい部分はおそらく修復箇所だろう。
建物上部の船形屋根もかなり細かく仕上げられている。レンガに掘られた装飾やレリーフは、レンガによって建物が完成した後に施されたもの。
このクレーターはベトナム戦争時の不発弾。
グループGの遺跡。E・Gよりも修復箇所が少なく時代を感じる。足元には動物のレリーフもある。
基本遺跡内は自由に見学しても良いので、嘗め回すように遺跡を一周したり階段を上って内部の様子を見ることができる。
警備員もいるが、彼らは暑さに耐えるのに精一杯な感じ。大変だ…
レンガを少しずつずらしながら積んでいる。これは迫り出し構造と呼ばれ、下側の内部空間を広く確保するために編み出した構造。アイデアもさることながら、建設の際に一切の接着剤を使用していないのがこれまた凄い!!
メインのグループB・C・Dの遺跡。ここには宝物庫や主祠堂、塔、楼門などのレンガ造りの遺跡が多く残っている。また、広大な緑の自然の中に佇んでいる遺跡は、風景の一部としても見応えもある。タイにあるアユタヤ遺跡よりは規模は小さいけど近いものを感じる。
宝物庫。この場所を重要性を物語っているかのように外観のレリーフが繊細に掘られている。また、目線の高さくらいのところに人物像(女神像)のようなレリーフがあり、このグループでしか見ることのできない貴重な存在。
展示室。こちらは明らかに観光用で当時を物語る作品が多く並んでいる。ボクは暑さを凌ぐために一時的にエスケープしただけですけど…
2L以上は水分補給しました。
ホイアン(Hoi An)
チャンパ王国の古い港町。16世紀にはチャンパ王国は南に後退し、広南阮氏のよる政権がフエ(ダナンより北へ約3時間)で始まると、その外港として位置づけられた。中国人、日本人、オランダ人、ポルトガル人などが来航する国際的な港である。日本との国交は鎖国政策が実施されるまで続いた。
以前はファイフォと呼ばれていたが、この政権が樹立されたときにホイアンに変わったそう。
ベトナム戦争の被害を受けることがなかったので、当時の繁栄を示す歴史的な街が今でも残っている。夜にはランタンや灯篭によって街に明かりが灯り、そのノスタルジックな雰囲気が観光の目玉となっている。
ダナンからは約30km離れている。
世界遺産の基本情報
登録基準の詳細はこちらをご参考ください
来遠橋と呼ばれる、日本人によって作られた橋。ベトナムの中で屋根がかかった橋は唯一ここだけ!来遠橋を正面に右側が中国人街、左側が日本人街として位置づけられていて、左右で街の雰囲気の違いを感じられる。
橋の奥には小さな祠もある。そこに入ったときに、ある日本人おじいさん(後で気づいた)がボクに向かって自分の頭を指でさすジェスチャーをしてきた。「頭がイカれているのか?」というジェスチャーと思い、それを無視した。するとおじいさんはすれ違った後に、「他の国では帽子の脱ぐ文化はないのかなぁ」と一言。
おじいさんに言いたいことが2つある。
「すみませんでした」
そして…
「どこの国の人に見えました!!?」
美しい河川景観。日本の倉敷のような街で、時間がゆったりと進んでいる感覚を覚える。
水面に現れる建物は、どの場所から見ても神秘的。
夜になると、ランタンで街がいっぱいになる。昼と夜とではガラッと雰囲気が変わるので、一度に二度楽しめるのがホイアンの見どころ!
でも夜は昼以上に観光客でにぎわうので、個人的にはあまり長居できなかった。
灯篭流し。川に流れるボートの数が増えるにつれて灯る灯篭の数も増えてくる。
なんとも美しい夜景!!
橋を見てもよし!河川を見てもよし!対岸にある建物をランタンと一緒に見てもよし!全部見てもよし!!
ダナン周辺には多くの魅力的な観光スポットがありました!!
その2に続きます!
ではまた!