こんにちは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●20日間ペルーを訪問しました
(I visited at Peru for twenty days)
●その中で、おすすめの街は…
(Out of cities where are in Peru, I like...)
最近、世界遺産に関する投稿ばっかりで旅について全く書いてませんでした。
3月6日(日本時間より14時間遅れ)の午前中にガラパゴス諸島を離れ、エクアドル本土のグアヤキルに到着。バスに乗り換えてエクアドル中南部の街クエンカへ移動。
それ以降の旅の流れはこんな感じです。
【エクアドル】
3/6-8 クエンカ
【ペルー】
3/9-10 トルヒーヨ
3/11-15 ワラス
3/16-20 リマ
3/21-25 クスコ
3/26-28 アレキパ
まさかのペルーの滞在期間が20日!もともとは2週間の予定だったけど物価の安さにも後押しされ、かなり延びました。結果的に、これまで旅した国の中で一番滞在期間の長い国がペルーとなりました。
そこで今回は、滞在したペルーの魅力について紹介します!
トルヒーヨ(2日間)
トルヒーヨには「チャンチャン」というチムー文明の遺跡があったので立ち寄る。チムー文明はペルーの北西岸で栄えた文明。と言葉を並べているが、ほとんど無知…
マイナーな都市だけあり現地で日本人は見かけなかった。
宇都宮在住のペルー人という稀なケースにはいたけど…しかし、その方たちにスペイン語の通訳をしてもらいながら、遺跡巡りできたのは大きかった!
トルヒーヨ郊外には「月のワカ」と「太陽のワカ」という、紀元前後~後700年に栄えたモチェ文化の遺跡。この地域にはこのように砂漠地帯のような遺跡が点在している。ワカはケチュア語で神聖なモノや場所を意味する。
写真は月のワカ。山への入山はできず、周辺の観光のみ。
こっちが太陽のワカ。どちらのワカか忘れたが、現在も発掘調査中とのこと。
ペルーの伝統馬術「カバージョ・ペルアーノ・デ・パソ」とペルーの伝統舞踊「マリネラ」。
乗馬している人が倒した体の方向に馬が走っていて、何とも頭が良い。ダンスはタップダンスのような感じで、軽快なステップを踏んでる姿を見たら、思わず2本目のビールを注文してた。
そして近くの海へ。サーフィンの地でもあるらしく、夕方にも関わらず多くの人がビーチにいた。
これまでメキシコのカンクンやエクアドルのガラパゴス諸島という青々とした海を見てきたのもあって、トルヒーヨの海がものスゴく汚く感じた。砂辺の間隔も狭いし、永遠とクラクションを奏でる車との距離も近いしで、全く落ち着けん。おすすめはしない…
ワラス(5日間)
トルヒーヨからバスで9時間かけてワラスへ到着(到着予定時間はもう少し早い)。ワラスはトレッキングの聖地として知られていて、日帰りツアーから1週間以上のツアーまで多岐にわたるトレッキングエリアがある。
当初ワラスには寄るつもりはなかったけど、キューバで会った日本人におすすめしてもらったので来ました。
あと、他のエリアと比べて物価が安い!宿も一泊350円くらいで食事も一食170円くらい!そして美味い!!
かなりの高地に位置するので、初日は軽めのツアーに参加。写真は「ヤンガヌコ湖」という世界遺産のワスカラン国立公園内にある湖。バックの山が湖に反射する景観は絶景!!
ボートに乗ることもできたが、ガラパゴス諸島での失態とトラウマが脳裏をよぎったのでキャンセル。
ヤンガヌコ湖の近くにある町「ユンガイ」。
約50年前の大地震により、峰にあった氷河が大崩落。それにより多くの地元民が被害に遭い、町は全滅。今日、緑豊かな景色と亡くなった方の多くの墓を見ることができる。
墓を撮るのに少し抵抗があった。多くの人がなくなったにも関わらず、のんきに観光して写真なんか撮って本当に良いのだろうかと。でも本当に良い町だった、のどかで小川も流れてて。なので写真を撮らせてもらいました。
ワラスで最も有名な観光地「ラグーナ69」
ワスラカンという6800m近い雪山をバックにエメラルドグリーンの湖を見ることができる。ラグーナ69がある場所も4600mと相当高い。そこまでスタート地点から3時間トレッキングするので、何人かは高山病にかかってた。
辿り着いたとき、あまりの絶景に思わず声が漏れた。先を歩いてた女性がボクの声に対して相当ビックリしてた!そう、声が漏れたのではなく、声を発したんだと思う。
それほど絶景でした!
リマ(5日間)
ワラスからバスで8時間半かけてリマへ到着(寝過ごした。到着予定時間はもう少し早い)。
想定外の場所に着いたけど、偶然にも横に座っていたおいちゃんと仲良くなっていたので一緒に市街地まで行くことに。ありがとう!!
おいちゃんから、リマは最近危険なエリアが多いから気を付けてと助言をもらっていたので市街地周辺に引きこもる。ここでは何もせずにのんびりしようと決めていたので、そうする。
泊まったホステルにはビリヤードがあったので、パソコン弄ってビリヤードしての日々。仲良くなったイスラエル人とはイスラエルでの再会を誓う。
街の中心に位置する「リマ大聖堂」と少し郊外にある「リマ美術館」
ここでは建物内の観光と散歩をするだけで終了。周辺にはあまり魅力的なものや観光地がないのか、市街地には多くの旅行会社がナスカやイカ砂漠など遠方への観光を進めてた。
確かに同じ部屋に泊まってた何人かはずっとベットでスマホいじっていたな…
クスコ(5日間)
リマから飛行機で1時間半かけてクスコへ到着。
本当は一日前に飛行機でクスコに行く予定やったけど、空港ラウンジでゆっくりし過ぎて乗り遅れた!
うわぁ、やっちまった…!!
おかげでフライトチケット2回分払ってもうた。無駄な出費とはこのことを言う、ちくしょう…
茶色い屋根の家が立ち並ぶ美しい町クスコは標高約3,600mの場所に位置する。これまで見てきたカラフルな建物とは違い統一感があり、背景には山々が顔を覗かせる。
標高は富士山頂とほぼ一緒なので、少し歩くだけで頭痛や息切れがして相当しんどかった。
しかし、ここフィリピン留学時に知り合った韓国人夫婦との久々の再会!!いやーホントに嬉しかった!!!以降の旅は彼らとともに過ごすことに。
広場の周りには聖堂や教会だけでなく、レストランやカフェも多く立ち並んでいたので多くの人がここでゆっくり時間を過ごしてた。タクシーによるクラクションパーティーも程々で山も見えて、個人的にかなり好きな町!
クスコは、世界的に有名な観光地「マチュピチュ」の玄関口となっている。
正直、マチュピチュをなめてた。
- 初日:クスコからマチュピチュ村までバスで7時間(7:30-)。そこからマチュピチュの麓まで3時間のトレッキング(写真)。
- 2日目:マチュピチュまで1時間のトレッキング(4:40-)(写真)。マチュピチュ散策後、麓まで3時間の下山。クスコまでバスで7時間.
こんなにしんどいのね。行くまでに心身ともに疲弊しきってしまった。
これまで何回もメディアを通して見たけど、やっぱり現地で自分の目で見るのとでは得られる感覚が全く違う。
当時の石積みの居住区を触りながら歩いたり、インカ道からジャングルまでの険しい道を散策したり、高地と山脈による激しい天気の入れ替わりを体感したりと、素晴らしい時間を過ごすことができて満足!!
アレキパ(3日間)
クスコからバスで10時間半かけてアレキパへ到着。
白い街と呼ばれているだけあり、市街地中心部は白い建築物が並んでいる。天気が良い時には太陽が白壁を反射し、より街が明るくなる印象。
夜は電飾が灯り、昼とはまた違った街のように感じる。
しかし、中心部以外は魅力があまりなく、教会も思った以上に少ない。ペルー第2の都市と呼ばれるだけあって、リマのようなショッピングストリートみたいな現代的な通りもあったけど、個人的には好きではない。なので、アレキパは2日で十分だった。
とは言いつつも、アレキパ歴史地区内にある「サンタ・カタリナ修道院」は行く価値あり!
外界から遮断された修道女たちは修道院内で一生を過ごした。赤や青で形成された修道院内はまるで小さな街のようで、彼女たちが一生を過ごした家々や中庭、迷路のような回廊を見ることができた。
これまで数々の聖堂や修道院などを見てきたけど、サンタ・カタリナ修道院の滞在時間が一番長かった!
まとめ
おすすめの街は「ワラス」と「クスコ」です!
ワラスはペルーの中でも物価が安い。初心者でも参加できるトレッキングを経験すると絶景に出会える!安価×絶景の点ではワラスははずせません!
クスコは山をバックに広がる茶色の街並みが趣深い!聖堂だけでなくレストラン・カフェも充実していて、観光せずとも街を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。たとえマチュピチュの玄関口でなくとも、この地を推す!!
以上、トレッキング好きの個人的感想でした!
ではまた!