こんにちは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●グランドキャニオンには世界最大規模の峡谷がある
(In Grand Canyon, there is the largest canyon in the world)
●歴史的な地層を見ることができる
(We can see historical layer in Grand Canyon)
●サウス・リムは年中オープンしている
(South Rim is open all year long)
No.4 グランドキャニオン国立公園
観光地として世界的に知名度の高いこの公園は、アメリカ西部のアリゾナ州北西部に位置する。キャニオン=峡谷を意味しており、その名の通り公園内には大規模の峡谷が広がっている。
約7000万年前にこの一帯が地殻変動により隆起したことがグランドキャニオンの起源。約4000万年前にはコロラド川による浸食が始まり、約200万年前に現在の姿になったとされている。
断崖の平均深さは約1200mで最深地点は1800m。この深さに関しては、隆起の速度が浸食の速度よりも遅かったことにより可能となった。幅は6km~29km、長さは446kmに及ぶ。
この浸食により時代の異なる地層を見ることができ、約20億年前の先カンブリア時代の地層から2億5000万年前の地層までを確認することができる。そこから多くの化石も発見され、地球の歴史を知ることのできる場所でもある。
世界遺産の基本情報
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South Rim(サウス・リム)
グランドキャニオンには、サウス・リム(リム=縁の意)とウエスト・リムの2つがビュースポットとして位置づけられている。サウス・リムは基本的に年中オープンしているが、ウエスト・リムはシーズンにより閉鎖されていることがある。ボクが訪問した1月下旬は、サウス・リムのみのオープンでした。
サウス・リムの中でも雪が残っているエリアは入ることができません。
ビュースポットの足元は薄っすら雪が積もっているにも関わらず、グランドキャニオン一帯は雪が積もっていない。気候が温暖であったことも関係しているが、日が当たりやすいことや雪が峡谷を降りていく途中で雨に変わることも要因の一つである。
Mather Point(マーサ・ポイント)
観光客が集まっている場所がサウス・リムで一番のビューポイントである、マーサ・ポイント。この周辺には植物がないので、どこまでも続くかのようなグランドキャニオンの景色、幾重にも重なる歴史的な地層を一望することができる。
地層は大きく緑、赤、グレーと分かれて見える。ここまでくっきり見えると、時々遠くから絵画を眺めているような感覚になってしまいます。
コロラド川による浸食の跡からによって地層が断片的に分断されている。しかし、分断されていても連続的な層により、不思議と一体的に見えてしまう。
特にその部分は深く浸食が起こっているので、層の数が多く、より整って見える。
その他のポイント
サウス・リムは遊歩道を散策しながらグランドキャニオンを眺めることができるので、ずっとビュースポットが続いている感覚。時々間近に崖が現れることがあり、遠景と対比してみると赤がより際立って見え、マーサ・ポイントと比べると奥行き感がよりハッキリと認識できます。
最後に
世界最大規模の峡谷の景色がまさに絶景です!
先カンブリア時代という20億年前の層を見ることができます!
ウエスト・リムも訪れたい方はHP等で事前にチェックが必要です!
ではまた!