こんばんは、DAIです!
簡単に説明すると、
(To put it simply,)
●ポートランドは独自の文化が根付いている街
(Portland, the town takes root in original culture)
●街は地元民によって愛されている
(Local people like their town)
●ボクも好きになった
(I get to like this town)
18~19日(日本時間より17時間遅れ)はポートランドの街をひたすら歩き回りました。友達の言った通り、時間が全然足りず…
今回はジャンル別にボクが見て回ったポートランドの魅力を説明します!
Art(アート)
ポートランドでは、ウォールアートとパブリックアートをよく見かけた。ウォールアートは地元のアーティストによるもので内容も発想に富んだ作品が多い。パブリックアートは市街地を中心に100くらいあるらしく、他とは違う独自の感覚がこの街にあるようだ。
道路に面している建物に大きく描かれていて、市全体として受け入れられている感じが良い!地元のアーティストによるこのウォールアートはポートランドの象徴的存在のようにも見える。ただ、人によっては夜中にこのそばを歩くのはちょっと怖いかも…
人の大きさに近いアートが多く、コンパクトな市街地を形成しているポートランドではそれが丁度良い!様々なジャンルの作品があり、街を歩いていても全然飽きなかった。もう少し滞在すべきだった…
大学時代の専攻と少し似ている部分があるので本当はまだまだ喋りたいんですが、またいつか。。
Coffee(コーヒー)
ポートランドはコーヒーが有名な街であることを、訪れる一週間前に聞きました。てっきりアメリカでコーヒーって言ったら、スタバ発祥の地シアトルかと思っていたが…
そのことを全く知らなかったし、正直ポートランドを訪問するまでその情報を信じていなかった。
コーヒーが本当に盛んなのか、シアトルの近隣都市だからなのか、スタバは10店舗以上はあったと思う。
それに負けじと、地元のカフェも建物の一階部分に多くあった。3枚目のDONUTS×COFFEEがテーマのカフェには、朝から人が絶えず出入りするほど人気。ポートランド空港にも同じ店があったのでおそらく有名店だと思う。
ドーナツ一つとラージコーヒーで7.25$。ミーハーなのでもちろん入りました笑
ここは市街地から少し離れている工場やインテリアのショールームなど立ち並んでいるエリアに位置するカフェ。
店の名前はCoava Coffeeと言い、スタンプタウン・コーヒーを牽引している店として地元でも有名。
その店が工場にそのまま入り込んだ感じ。
入って一方を見るとカフェがあり、
もう一方を見ると何やら木製品が並んでいる。入り口付近はだだっ広い空間があるだけ。
近づいてみると、その手の職人が自身の商品を販売していて、その一つ一つのデザインが洗練されていた。
聞いてみると、木ではなく竹を利用した商品でショップインカフェだと。コーヒーを飲みに訪れた人たちは、このエリアに興味津々で出るまでに一回はそれらを見て回っていた。
そしてカウンターへ。もしかしたら、カウンター回りの素材は竹なのかも…
目の前が開けていたので、コーヒーを作る様子がよく見えた。まあ、これが本格的なのかどうかも分からないのが正直なところ…コーヒーの作法に関しては無知。
カウンター回り以外は、工場の雰囲気を前面に押し出している。ファニチャー類や以前より使用していたであろう機械を席の近くに採用。空間に対して考えると、席数はそこまで多くない。日本だったら集客と利益率を考えてもう少し席を増やすかなにかしているだろうけど、このくらいの人口密度でゆっくりコーヒーを飲む方が好きだ。
無骨かつ冷たさを感じる空間だけど、コーヒーがあるとなぜか成功例のように見えてしまう。コーヒー強し…!
Event(イベント)
Farmers Market(ファーマーズマーケット)という地元でもよく知られている青空市場が市街地で開催されているとの情報を入手。地産地消フェアのような市場で、70くらいの店がこの日並んでいた。毎週土曜日にポートランド州立大学の前で通年開催されているらしい。
霧が立ち込める現地時間19日の早朝に訪問。
ボクの市場のイメージは彩りのある野菜を置いているまさにこの感じ。
リンゴの見分けがつかないリンゴの店では、試食が可能。見た目はほとんど変わらないが、一つ一つ味がかなり違った。農場でよく見かける網目のリュックを持参している人もいて、収穫時期が訪れたかのようにめっちゃ入れてた。
ピザのパン生地を販売していた唯一の店。普段なかなかお目に掛かれない光景だが、食へのこだわりが強いポートランドでは普通の光景なのかも。
お花屋。2~3店舗あったかな。日本とは違い花のばら売りはしておらず、完成された花束が並んでいた。
海産物を扱っていた唯一のお店。漁獲されたばかりであろうカニやスモークサーモンなどがあり、保存がきくよう缶詰にされている海産物もあった。
その他、ローカルフード、コーヒーショップ、オリーブオイル、ココナッツ、トマトなど多くの専門店が並んでいた。昼に近づくにつれて人の数も増えてきていたので、このマーケットは地元民に愛されているに違いない!
Downtown(街中)
パイオニア・スクエアという中心市街地に位置する広場。広場の北と南面にはMAXライトレールの停留所があり、観光客が最初に訪れる場所でもある。そのため、インフォメーションセンターや休憩ができるスタバが置かれていた。スタバだとWi-Fiが使えますしね。
このレンガ敷きの広場の完成には多くの人たちが携わっているという。高い建設費を捻出するために多くの人たちが募金に協力し作られたという経緯があり、レンガ一つ一つを見てみると色んな人の名前が書いてある。聞いてみると、その名前は募金協力者の名前だそう。
行列ができていたドーナツ屋と阿夫利というラーメン屋。2つの店は隣接しており、昼の時間帯はこの辺りにかなりの人だかりがあった。ボクはラーメン屋で13$のとんこつラーメンを注文、味もかなり日本のものに近かったけどちょっとオイリーかつ値段が高い…
市街地ではこのような高層建築物をあまり見かけなかった。ピンクのカーテンウォール?が印象的。
Coava Coffeeの近くにあった大規模のユーズドショップ。外観が何とも可愛らしい。ユーズドとは思えないほどオシャレな空間で何かの展示会のようだった。
Powell's Bookという市街地で最大規模のブックストア。中にカフェスペースもあり買った本や置いてある本を読むことができる。新本と中古本があり、それらの本は9つのジャンルに分けて置かれている。
パール地区という場所にある小さな食品店。格子ガラスから漏れる光が街を照らす。
歩道に張り出している、建物の各メーター。
市街地に幾つもあったレンタサイクル。自転車があれば市街地をグルグル回れるよという表示もあって分かりやすい。
大規模な駐輪場はなく、このように自転車を置いていた。
そして自転車専用道路、かなり広め。
あちこちにあった駐車スペース。ここは時間が4時間と限られており、他には2時間のものもあった。駐車中、車体が縁石にぶつかっても平気で続けているドライバーがいたけど、これも文化の違いなのか、それともただ相当下手なのか…
所々に設置されているゴミ箱。だから街がより洗練されて見える。
それでも街にはゴミが散乱しているのが現状。その現状を打破するための一行が楽しげなメロディーを口ずさみながらゴミを拾っていた。写真を撮っていると、一行のなかの女性に「Facebookに挙げるんだよ」と忠告。Facebookではないけど、ちゃんと挙げましたで、姉さん…
ポートランドという街がここまで有名かつ独自の文化を築いてこれたのは、地元の人たちの地元愛とまちが変わること対しての感心・積極的な協力があったからだろう。人が動き、変われば街も大きく変わる。人の偉大さを感じることができました!!
ではまた!